CSR・SDGs
Project 1
原料


CO2削減剤 green nano
Material
- ダイレクト PET / PE /
- インジェクション PET / PP / PE / ABS /
- エクストリュージョン(押出) PE /
- コンプレッション PE
燃焼時のCO2排出量を評価

燃焼時にCO2を削減する技術グリーンナノは、従来の原料に3%添加することで燃焼時のCO2を抑制する効果があります。環境負荷を軽減させる日本発の技術です。『グリーンナノ』を用いた製品は、落下・加工性・外観も従来の製品と比べて、問題ありません(当社比)。従来の製品と同様に使用できます。
※ CO2の削減率は商品組成や配合率により異なります。
※ 従来の金型・成形機で成形できます。
※ 必ず試作にてご確認ください。
CO2削減剤のメカニズム
一般製品

プラスチックは熱せられると可燃性ガスが発生します。この中に含まれる「C:炭素」は空気中の「O2:酸素」と結びついて「CO2:二酸化炭素」となります。
グリーンナノ製品

グリーンナノの炭化促進剤が「C」と「O2」が結びつく前に「C」を炭化物に固定します。その結果CO2の発生が抑制されます。
燃焼時発生CO2の
削減シミュレーション
1,000万本/16gの容器にグリーンナノを入れ、
CO2削減量を60%と仮定した場合
A
B
通常プラスチックの焼却時のCO2排出量
グリーンナノ入りの焼却時のCO2排出量
: 366,400kg
: 146,560kg
AーB = 219,840kg
杉の木 約15,000本が
1年間に吸収するCO2量に相当
計算仮定
- ・PET1gが完全燃焼した場合のCO2発生量 : 2.29g(分子量より計算)
- ・杉の木1本が1年で吸収するCO2量 : 14kg
- ・グリーンナノにより、削減されるプラスチックからの排出CO2の割合 : 60%
- ・50年生人工杉林1ha当たりの杉の本数約900本(林野庁HP から試算)

※ 対応製品についてはカタログ内のマークが目印です。詳しくはお問い合わせください。
- ダイレクトPET / PE
- インジェクションPET
- インジェクションPP / PE
- インジェクションABS

バイオマスプラスチック
Material
- ダイレクト PE / インジェクション PE /
- エクストリュージョン(押出) PE /
- コンプレッション PE / インブロ PET /
- インジェクション PET
Bio-PE
(バイオポリエチレン)
01
Bio-PET
(バイオポリエチレンテレフタレート)
02
Material
ダイレクト PE/インジェクション PE/
エクストリュージョン(押出) PE/
コンプレッション PE
バイオマス由来96%
Material
インブロ PET
バイオマス由来30%
Material
インジェクション PET
バイオマス由来15%



※1 ペレットを製造後、日本へ輸入し、容器として使用した後、焼却処分されるまでのCO2排出量を評価。
※2 粗原料の調達からペレットを製造し、日本への輸入までのCO2排出量を評価。
従来の石油資源を原料とするプラスチックに代わる、環境負荷の低いカーボンニュートラル*な植物由来(バイオマス)プラスチックです。『Bio-PE』、『Bio-PET』は従来のPE・PETと同様に使用できます。その元となるバイオエタノールは、主にさとうきびの絞り汁から砂糖を精製した後に残るモラセス(廃糖蜜)を発酵させて作られたもの。廃糖蜜から製造されるので、食物(砂糖)生産を犠牲にせず、食物競合となりません。
※ 従来の金型・成形機で成形出来ます。
※ 従来とはグレードが変わりますので必ず試作にてご確認ください。
カーボンニュートラル
植物由来のものを原料とする樹脂は、植物が成長過程にCO2 (温室効果ガス)を吸収することから、廃棄時に焼却した場合も理論上CO2を増やすことにはならず、環境にやさしいとする考え方です。

製造工程
植物由来のPE・PET / Bio-PE・Bio-PET


Bio-PE[ダイレクト PE/インジェクション PE/エクストリュージョン(押出) PE/コンプレッション PE]・Bio-PET *[インブロPET]ともにJBPA(日本プラスチック協会)のBP(バイオマスプラ)マークを取得している原料です。
BPマークの取得には、製品中にバイオマスプラスチック度が重量比25%以上であることが必要です。
* インジェクションPETを除く
※ BPマークを使用の際は登録番号の記載が必要です。
※ 対応製品についてはカタログ内のマークが目印です。詳しくはお問い合わせください。
- Bio-PE(バイオポリエチレン)
- Bio-PET
(バイオポリエチレンテレフタレート)

リサイクルプラスチック
Material
- インブロ PET
※ ペレット製造工程を評価
メカニカルリサイクルPET
(物理的再生法)
使用済み飲料用PETボトルを回収し、選別・粉砕・特殊洗浄した後、乾燥させてPETフレークまたはペレット化し、本来の機能を回復したものです。
※ 従来PETのような無色透明色ではなく、黄色がかった透明色となります。
※ 従来の金型・成形機で成形できます。
※ 従来品とはグレードが変わりますので、必ず試作にてご確認ください。
01
ケミカルリサイクルPET
(化学的再生法)
飲料用ペットボトルのみならずすべての使用済みペット製品を回収し基とするため資源が豊富です。化学的に分解(解重合)をして、PET原料に再生します。
02

※ 対応製品についてはカタログ内のマークが目印です。詳しくは専用リーフレットをご覧いただくか、お問い合わせください。
※ 他に再生PPも取り扱っております。

紙
Material
- インジェクション PP
※ 燃焼時のCO2排出量を評価
主原料である紙パウダーを51%含有したエコ素材です。紙製品扱いとなるため、燃えるゴミ※ として廃棄が可能となります。焼却時にダイオキシンなどの有毒ガスを発生させず、汎用プラスチック原料と比べてCO2排出量を約28%削減します。
※ 地方自治体のルールに従ってください。

※ 一般的には樹脂成形品に比べて耐薬品(水/油)性に注意が必要です。
※ 従来品とはグレードが変わりますので、必ず試作にてご確認ください。
※ 対応製品および詳細についてはお問い合わせください。

ガラス
プラスチックを使用せず、弊社製品では最低でも30%のカレット*1を使用しています。一部、カレット100%*2や、58〜60%のカレットが配合されている製品もあります。
カレット
ガラス製品(ソーダ石灰ガラス)をリサイクルする際に、一旦破砕した状態の「ガラス屑」のこと。再生ガラス。
エコロジーボトル
原料としてカレットを90%以上使用し製品化したものを「エコロジーボトル」といいます。エコロジーボトルの強度は、カレット使用率100%であっても通常のボトルと変わりません。

※ 各製品ページにカレットの使用率を記載しています。
※ 対応製品についてはカタログ内のマークが目印です。詳しくはお問い合わせください。

石灰石・竹・籾殻・廃棄米など
石灰石や竹、籾殻や廃棄米などの非農業副産物を含有したPPです。
当社ではこのほかにも化石資源の代替えとして
新たに登場してくる原料に果敢にトライします