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2022.09.08

グラセルの考える環境対応① 「ガラスと環境対応樹脂」について

写真左から、AE-120H(Bio-PET)、KNK-100L(ガラス)、POW-180PET(リサイクルPET)

【エコのハードルを超えやすくしたい】

化粧品容器や日用品容器においての「環境問題」にご関心をお持ちの方は多いかと思います。グラセルでも積極的にエコへの取り組みと研究開発を行っておりますので、代表的な取り組みを3回にわたりご紹介できればと思います。

Vol 1 「石油資源を原料とするプラスチックに代わるものへ」

Vol 2 設計や成形を工夫した「樹脂量削減容器」

Vol 3 配送時の環境負荷軽減を視野に入れた「薄型容器」

地球のために、そして未来のために。グラセルでは沢山の選択肢をご用意しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

Vol1

石油資源を原料とするプラスチックに代わるものへ」

環境対応策としてまず最初に注目されるのが「原料」ですね。今回は「ガラス」と「環境対応樹脂」についてご紹介いたします。

ガラス容器

今、なぜ「ガラス」を使うの?

まず最初にご紹介するのはガラス容器。ガラスの原料は基本的に「珪砂」「ソーダ灰」「石灰石」の3つです。自然にも優しいリサイクル可能な材質と言われており、循環型社会における“3R( Reduce・Reuse・Recycle )”を兼ね揃えた容器であることから、最近の化粧品市場ではガラス容器が再注目されています。更にガラス特有の透明性と重厚感から自然な高級感を演出できるのが特徴です。その高級感での需要が大きな決め手の一つですが、内容物が酸化しにくいこと、品質が保ちやすく耐薬品性に非常に優れていること、樹脂ボトルに比べ熱に強いことなど多方面で魅力的な材質であることがわかります。

写真はLVシリーズ

 

人気のKNKシリーズ
KNKシリーズは、全サイズ環境に配慮した再生ガラスを30%使用しており、付属品のキャップ、中栓ともにエコ原料対応可能な製品です。従来の円柱ストレートタイプの底肉厚KNシリーズよりもさらに重厚な底肉厚シリーズ。底肉厚なことをいかし、底部に塗装を施すことで高級感はもちろん、底の色をひろいジュワッとした表現を演出できます。ローション・アトマイザーと2種類の仕様で、100mlと120mlの2サイズ展開となっております。

高級感のあるツーパーツキャップにも注目

今までに無いツーパーツ仕様のキャップが新登場!蒸着や印刷、塗装といった加飾を施すことで色々なパターンの掛け合わせ次第でお客様の思いのままの表現が可能です。 インナーキャップはPP、アウターキャップはPET材質となります。KNK-100L、120L、KNW-120Lと組み合わせることで面一になります。エコ原料対応も可能です。

※意匠登録済製品

その他、主力ガラス製品のご紹介
KNシリーズ KNWシリーズ
底面の肉厚な形状が特徴的、また細身円柱ストレートなシリーズです。再生ガラスを30%使用しています。 重厚感のある円柱ストレートなシリーズ。同シリーズにスポイト瓶もあります。再生ガラスを30%使用しています。
KNF-110A PSシリーズ
重厚感のある円柱のガラス瓶です。KNF-は110Aサイズのみの展開です。再生ガラスを30%使用しています。
細身な円柱ストレートなシリーズ。ローション、アトマイザー、クリームジャー容器があります。再生ガラスを30%使用。(10Aのみ60%使用)
NPシリーズ EVCシリーズ
デザイン性の高いエレガントなフォルムが特徴のシリーズ。再生ガラスを30%使用しています。 底面の肉厚な形状が特徴のシリーズです。再生ガラスを60%使用しています。

環境対応樹脂

再生可能なバイオマス資源を原料に作られた「バイオマスプラスチック」、ボトルtoボトルである「メカニカルリサイクル」や化学的に分解しPET原料に再生する「ケミカルリサイクル」を総称した「リサイクルプラスチック」、そして、従来の原料に3%添加することで燃焼時の二酸化炭素を削減する「グリーンナノ」等、環境対応樹脂も複数ご用意しております。

環境対応樹脂を利用した人気製品

従来の石油資源を原料とするプラスチックに代わって、環境負荷の低いカーボンニュートラルなバイオマス(植物由来)を原料に作られたバイオマスプラスチック製品。燃焼時の二酸化炭素の排出も抑えます。また従来のプラスチックと見た目も品質も全く変わりません。

写真左から、ガラスライクな肉厚が特徴的なAE(Bio-PETで成形)と上記でも紹介したガラスボトルKNK、樹脂量を削減し薄肉でスクイズ可能なボトルのPOW(リサイクルPETで成形)。

 

ちょっと気になる編集後記
〜内容量とボトルの大きさが近いガラス容器と樹脂容器ならべてみました〜

ガラスボトルと樹脂ボトルを比較してみました。同じ容量で高さもそれほど差はありませんが、やはりガラスボトルの方が圧倒的な高級感とノスタルジックな温かみを感じますね。もちろん「中身」にあった「容器」であることが一番大切ですので、ガラスボトルも樹脂ボトルもおすすめです。ですが改めて、より高級感のある容器をお考えのお客様や環境対策に取組みたいお客様。減プラ、脱プラであるガラス容器も非常におすすめです!この機会に是非一度ご検討してみてはいかがでしょうか?
次回のご案内

Vol 2 設計や成形を工夫した「樹脂量削減容器」

Vol 3 配送時の環境負荷軽減を視野に入れた「薄型容器」

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