2024.06.04
メカニズムを知って防ごう!花粉症対策
春の訪れとともに、つらい花粉症シーズンの到来。暖かくなってきた春先に、せっかく外出しようとしても「花粉症の症状のために躊躇してしまう」なんてことも・・。しかし、適切な対策を講じることで症状を軽減し、快適な日々を過ごすことが可能です。本記事では、花粉症のメカニズムから対策方法まで、幅広く紹介していきます!
■そもそも花粉症って?
花粉症とは、体内に入ってきた花粉に対する過剰な免疫反応によって、さまざまな症状が引き起こされる状態をいいます。免疫反応は身体に取って良い作用のはずですが、過剰に反応してしまうことで身体にマイナスな影響をもたらします。この過剰な免疫反応をアレルギーといいます。アレルギーは、花粉だけでなく様々な異物(抗原)に対して起こります。花粉に対するアレルギーを「花粉症」といいますが、つまりはアレルギーの一種ということになります。 |
|
■花粉症のメカニズム
初めて花粉に接触した際、花粉の中のアレルゲン物質(抗原)が体内に入り込みます。免疫系はこれを「異物」と認識し、IgE抗体を生成します。そしてこのIgE抗体は肥満細胞と結合し、再度同じ種類の花粉に接触した際に、体内から抗原を排除する体制を作ります。これらが過剰に反応することにより、神経や血管を刺激してしまうことで、鼻水、くしゃみ、目の痒みなどの症状を引き起こします。 |
|
■発症しないようにできる?
残念ながら、花粉症を発症するかどうかは個人差としかいいようがなく、また現在症状がなくても今後発症する可能性はあるため、完全に防止することができません。
ただし、免疫機能の低下により、症状を発症するリスクや、すでにある症状が増悪するリスクが高まるため、適度な運動、質の良い睡眠、適正な食事など、日頃から免疫機能を正常に維持するよう努めることが大切です。また、花粉が多く飛散する時期の外出は、花粉の付着を防ぐアイテムを取り入れて予防することが望ましいといえます。 |
|
■気を付けるべき時期は?
花粉が飛散する時期は、地域特性や生息する植物の種類によって異なります。一般的に春先をイメージされる方が多いと思いますが、実際には一年を通じて花粉は飛散しています。 |
下記は、花粉症を引き起こす植物として最も広く知られる4種ですが、この他にも、ハンノキ、シラカンバ、ヨモギ、カナムグラなどがあります。複数の花粉に反応する花粉症など、ほぼ一年中症状に悩まされるという人もいます。また、花粉の種類によってIgE抗体が作られる量が異なるため、「スギ花粉で発症しやすい人」というような個人差が生まれます。 |
|
|
そのため、自身の生活圏ではどの花粉がいつ飛散するのかや、自覚症状が既にある場合はどの花粉に反応しているかを確認し、対処する必要があります。 |
■お肌や髪にも影響が…
花粉症の代表的な症状としては、目や鼻、咽喉に出現する不快感がありますが、花粉が肌や髪に付着すると、直接的および間接的にさまざまな影響を与えることがあります。 |
|
|
|
|
|
1.肌のかゆみや炎症
敏感肌の人やアレルギー体質の人はかゆみや赤み、炎症を起こすことがあります。特に顔や首などの露出している部分に影響が現れやすいです。 |
|
|
|
|
|
2.乾燥や肌荒れ
花粉が肌の表面に長時間留まると、皮膚のバリア機能を低下させ、乾燥や肌荒れを引き起こす要因となることがあります。 |
|
|
|
|
|
3.頭皮のかゆみや炎症
花粉が髪や頭皮に付着すると、頭皮にかゆみや炎症を引き起こすことがあります。頭皮が敏感な人はフケが増える原因にもなるため注意が必要です。 |
|
|
|
|
|
4.髪の健康を阻害
花粉やそれに伴う大気中の汚染物質が髪に付着すると、髪が乾燥しやすくなったり、ダメージを受けやすくなります。 |
|
|
|
|
|
5.間接的な影響
髪に付着した花粉が室内に持ち込まれることで室内の空気を汚染し、その他のアレルギー症状を引き起こす可能性があります。 |
|
|
|
|
■花粉の付着を予防しよう!
現在、花粉の付着を防ぐことを目的とした商品が多く展開されています。あらかじめ外出前に対策しておくことで、花粉の付着を軽減させることができ、帰宅後も室内に花粉を持ち込まずにすむため積極的に取り入れたいアイテムのひとつです。エアゾールタイプやクリームタイプ等さまざまなタイプがありますが、今回は特に顔周りや髪に塗布しやすいミストタイプについてご紹介いたします。 |
■フェイスミストにおすすめの容器はこちら!
|
使用するパーツによって、スプレーのミストの肌触りは気になるところ。花粉対策であれば、顔にはフワッと優しく、ボディには広範囲に噴霧できたら良いですよね。
グラセルでは、ミストの種類も多数取り扱いしております。商品にあったディスペンサーを組み合わせてみるのはいかがでしょうか?上記でおすすめした製品にも嵌合できます。(一部サイズを除く)
噴霧の肌あたりなども各ショールームでお試しいただけますので、ぜひお問い合わせください!
|
|
いかがでしたがでしょうか?花粉症の症状は日常生活の質を大きく低下させます。症状に悩まされる期間は決して短いものではないので、花粉症に関する知識を深め、効果的な対策をして、快適な日々を過ごしましょう! |
今回はフェイスミストタイプの花粉症対策アイテムをご紹介いたしましたが、その他にも多彩な商品ラインナップから、お客様の商品にぴったりな容器をご提案させていただきます。ぜひお気軽に、お問い合わせくださいませ。 |
|