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2024.03.12

艶消しの大人な仕上がり!マット調特集

少し前までは「ツヤ肌、艶メイク」というワードが主流だった中、「マットリップ、マットリキッドファンデ、マット肌…」など、ツヤと対照的なマットという言葉は、メイクの印象を変える上で今では当たり前に使うようになりました。実は、メイクで人気のあるこの「マット」。化粧品容器でもマットな質感を採用されるお客様も多くなってきています。
今回はそんな化粧品容器でできる「マットな質感」を出すための加飾をご紹介いたします。

マットとは「光沢が無い」、「反射しない」という意味。「艶消しを行う」、「艶のない状態」を指す。コスメなどでマット肌などとしばしば表現されるが、これは艶肌、シャイニーなどの逆を意味する言葉。

引用元:FASHION PRESS

化粧品容器は透明感があったり蒸着などがされた煌びやかな商品が多い印象ですが、あえて逆の表現をすることで、シンプルに商品の強さやブランドのメッセージを伝えられるのかもしれません。

それぞれのお悩みを解消!おすすめの加飾たち

一口にマットと言っても、方法は様々。マットになる原料を混ぜ込んだり、容器の上から塗装したり、容器に貼るラベルをマットにしたり、など。お悩み別に、おすすめの加飾をお答えしていきます。

「ヌーディーな印象にしたいから、ツヤは出したくないな…。」
マットPP

原料でマットな質感に仕上げており、手馴染みが良いのが特徴です。
対応材質:PP(インジェクション)

 

【比較】左:PP(ナチュラル)、右:マットPP

マットPE

ポリエチレン(PE)材質のボトル製品でマットを表現できるようになりました。従来のPEより光沢が抑えられています。着色も可能です。

対応材質:PEボトル

【比較】左:PE(ナチュラル)、右:マットPE

カスミ(フロスト調)

特殊なバッチを使用しPET材質でくもりガラス(フロスト)のような風合いを出すことが可能です。 風合いを残すため透明色の着色がおすすめです。

対応材質:PETボトル(インブロ)

左は5%、右は10%バッチを混ぜています。数字が少ないほど透過します。

フロスト調塗装

透明・不透明関係なくマット調にできる塗装です。

対応材質:PETボトル

左:透明ボトルにフロスト塗装、右:不透明黒ボトルにフロスト塗装
 

 

 

「触った時に、ハッとするほどマットな質感にしたい…」
ソフタッチ塗装

滑り止めとしても活用できるほど、しっとりとした感触を演出する塗装です。 淡色のカラーリングがおすすめです。
対応材質:PET/PP/ABS

陶器風塗装

容器の光沢を抑えたマットベースに、ザラっとした触感の塗装をした陶器風の加飾です。
対応材質:PP

 

 

「ガラスはマットにできないの?」
 

ガラスをマットにすることを業界用語で「フロスト」と言います。すりガラスのようなイメージで、絶妙な透け感が魅力的な加飾です。今回はフロストの一部をご紹介します。

*ガラスをフロストしないと右の写真のような透け感になります。

 

フロスト

一番シンプルなフロストです。

インプロフロスト

ウロコ状の模様を形成し、通常のフロストとは違う質感を実現した加工です。

透ける度合いもフロストの種類によって違ってきます。ふんわりと透けて見えるので、優しい印象になります。

 

 

「もっと簡単にマットにチャレンジできないかしら?」
ソフタッチラベル

ピーチスキンのような、なめらかで柔らかい手触りが特徴のラベルです。 再剥離できるタイプもございます。

シュリンクラベル:スペシャルマット

ハードなザラつき感やしっとり感で、手に取った瞬間印象に残るシュリンクです。見た目の美しさに加え、凹凸のある手触りで視覚と触覚の両方からアプローチ。全面にマットはもちろん、ポイントで一部分をマットにすることも可能です。

シュリンク包装にミシン目を入れればストレスなくラベルを剥がすことができ、分別も容易になります。

 

 

いくつかマット調の加飾をご紹介いたしましたが、気になるものはございましたでしょうか。

「POWをマットで作ってみたい!」「ウィンターコスメ向きにソフタッチを使ってみたい」など、ございましたらぜひ営業までお申し付けくださいませ。今回のラインナップは実際にお手に取って触り心地を体感していただきたい内容となっております。商品作りでマット系の表現を検討されているお客様は、ぜひショールームにてお待ちしております。

 

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